各角度記号の意味
∠ は標準の角の記号です。∠ABC は、半直線BAとBCがつくる、真ん中の文字である点Bの角を表します。アメリカの教科書では、その角の大きさを m∠ABC と書き、大きさを表すのに ∡(測定された角)を使う本もあります。
∢ は球面幾何で使う球面角を表します。∟ と ⊾ は、図の隅に描かれる小さな四角と同じく直角(ちょうど90°)を表し、⊿ は直角三角形です。2つ目のグリッドにある ⦟(鋭角)のような異体字は珍しく、専門書にほぼ限って登場します。
角度の大きさの書き方
角度は通常、度記号 ° を使った度で測ります。さらに細かくするため、1度は60分に分けられ、プライム ′ で書き、1分は60秒に分けられ、ダブルプライム ″ で書きます。地図の座標はこの形式で、たとえば 40° 26′ 46″ N のようになります。
プライムは、代用されることが多いものの、キーボードのまっすぐなアポストロフィや引用符とは別物です。数学や物理では、角度をラジアンで示すことも多く、90° = π/2 rad となるため、三角関数では円周率記号が頻繁に登場します。
角度記号の入力方法
∠ にはAltコードやMacのOptionショートカットがありません。Microsoft Wordでは、2220 と入力して Alt + X を押します。Macでは、文字ビューア(Control + Command + Space)を開いて「angle」と検索します。HTMLでは ∠ を使います。
LaTeXでは、∠ は \angle と書き、amssymbパッケージで ∡ に \measuredangle、∢ に \sphericalangle が使えます。度記号は、Macでは Option + Shift + 8、Windowsでは Alt + 0176 を押します。角度記号を、括弧記号のページにある山括弧 ⟨ ⟩ と混同しないでください。