アスクレピオスの杖⚕︎
医療の本来の象徴は、飾りのない杖に1匹のヘビが巻きついた アスクレピオスの杖 ⚕︎です。アスクレピオスはギリシャの癒しの神で、脱皮するヘビは、たいてい再生のしるしと読まれます。
この杖は、世界保健機関(WHO)のロゴや、救急医療サービスが使う青い「スター・オブ・ライフ」の中央に登場します。Unicodeでは、⚕︎を、その名前のラテン語表記にならってアスクレピオス(Aesculapius)の杖と呼んでいます。
⚕︎とカドゥケウス☤が混同される理由
カドゥケウス ☤は、2匹のヘビと一対の翼を持ちます。商売、旅、泥棒の使者の神であるヘルメス(ローマ人にとってのメルクリウス)の杖なので、伝統的に癒しとの関係はありません。
この混同は、1902年にアメリカ陸軍の軍医部がカドゥケウスを採用して以降、アメリカで広まりました。多くのアメリカの病院、薬局、看護師のバッジは今も☤を使っていますが、医療団体は一般的に⚕︎を好みます。Unicodeには、ヘルメスの杖と名付けられた⚚も含まれています。
そのほかの医療の記号と⚕︎の入力方法
℞は処方箋の記号で、「取れ」を意味するラテン語「recipe」に由来します。緑や赤のプラス✚は、多くの国で薬局や応急処置を示しますが、赤十字そのものはジュネーブ条約で保護された紋章で、一般的な医療ロゴではありません。
医療従事者の絵文字🧑⚕️は、人物に⚕︎をつないだものなので、スマホでは医師や看護師として描かれます。Microsoft Wordで⚕︎を入力するには、2695 と入力して Alt + X を押します。HTMLでは、⚕ を使います。看護師には専用のページがあります。看護師の記号をご覧ください。ヘビだけの記号はヘビの記号をご覧ください。